洗って乾かしたのに、ふたを開けると昨日のカレーのにおい。もう一度本体を洗う前に、ふたとパッキンも別々に確かめてみてください。
サーモスの金属本体に塩素系漂白剤は使いません。本体内側は酸素系、パッキンに残るしつこいにおいには対応するパッキン用漂白剤、と洗う場所で分けます。パッキンを外せるかどうかも型番次第です。

本体だけでなく、ふたのどこに残っているかを見る
中性洗剤で洗ってすすいだあと、本体とふたを離して確認します。ふた側ににおいが残っているなら、内フタの裏や溝、取り外せるパッキンに洗い残しがないか見直します。
最初に見るのは、本体底面などにある品番。サーモスの取扱説明書で、外してよい部品と戻す向きを確認できます。
JEFの一体型パッキンは、ゴムだけ引き抜かない
JEF-300・400・500は、パッキンが内フタと一体になったタイプです。外フタから内フタを取り外して洗いますが、そこからさらにパッキンを外す構造ではありません。
以前のスープジャーでパッキンを外していた人も、同じつもりで引っ張らないように。外せるタイプなら指定のパッキンを外し、一体型なら内フタごと洗う。この違いを先に押さえると、洗う場所で迷いにくくなります。
参考:サーモス JEFシリーズ
酸素系は本体にも。パッキン用塩素系は金属に使わない
日常の油汚れは、食器用中性洗剤と柔らかいスポンジで落とします。それでも残る汚れやにおいには、サーモスが案内している次の使い分けがあります。
| 洗うもの・困りごと | 確認する洗浄剤 | 使い方の違い |
|---|---|---|
| 本体内側、ふた、パッキンの手入れ | マイボトル用漂白剤 APR-150(酸素系) | 金属を含むパーツに対応。メーカーは約30分のつけ置きを案内 |
| パッキンや樹脂部品に残るしつこいにおい | パッキン用塩素系漂白剤 APS-030 | 金属には使えない。カレー・ミートソース汚れのつけ置き目安は12〜24時間 |
同じ漂白でも、30分と半日以上では段取りが変わります。APS-030を使うなら、翌朝使う直前ではなく、つけ置きとすすぎ、乾燥まで時間を取れる日に。
APS-030は、金属を含まない部品でも、製品の説明書で塩素系漂白剤が使えるか確認してから使います。油汚れを中性洗剤で洗い落とし、炊事用手袋を着けて、金属以外の容器に1包と約40℃のぬるま湯150mlを入れて溶かします。そのあと、対応するパッキンをつけます。
容器は密閉せず、50℃以上のお湯は使いません。1回の洗浄は24時間以下、頻度は月4回以下がメーカーの目安です。指定時間のあと、流水で十分にすすぎ、乾燥させます。
この時間や分量を、キッチンハイターなど別の漂白剤に流用しません。酸素系・塩素系という種類だけでなく、手元の商品名と使用表示まで合わせます。本体内に酸素系の漂白液を入れる場合も、ふたを閉めて密閉せず、外側まで丸ごと沈めないようにします。
塩素系漂白剤に、酢やクエン酸など酸性のものを混ぜるのは危険です。においを消そうとして、別の洗剤を足す使い方はしないでください。
APR-150の対象と使い方を確認する
APS-030の対象と使用方法を確認する
手元に洗浄剤がなければ、洗いたい場所に合う方を選びます。楽天市場では、商品名のAPR-150・APS-030を確認し、送料を含めた金額も比べてください。
金属本体にも使える酸素系APR-150を楽天市場で見る(広告)
パッキン用の塩素系APS-030を楽天市場で見る(金属には使用不可・広告)
出典:サーモスの漂白・スープジャー手入れ案内、APS-030の使用表示
洗っても残るなら、型番に合う部品を探す
表面にざらつきや損傷がある部品は、洗い方を強くするより交換を考えます。サーモスはパッキンやふたを消耗品とし、1年を目安に状態を確認するよう案内しています。1年経ったら本体まで一式買い替える、という意味ではありません。
- 底面シールなどの品番と色名を確認する。
- 説明書で、交換したい部品の名前を確認する。
- 公式の部品検索で、対応する製品・部品を照合する。
JEFのような一体型も、ゴムだけを別のパッキンで代用せず、公式検索で示された対応部品を選びます。形が似ているだけで注文せず、対応品番まで合わせてください。部品代だけでなく送料込みの合計で比べると、買うときに迷いにくいです。
戻すのは、すすぎと乾燥が終わってから
洗った部品は離して十分に乾燥させ、説明書の向きに戻します。食べ終わったあと、すぐに洗えない日は、中身を残したままにせず、可能なら水ですすいでおくと、帰宅後の手入れに取りかかりやすくなります。
食洗機で洗うときの分け方や、汚れが残る場合の置き方は、スープジャーの食洗機対応・ふたの分解と入れ方へ。手元のものを洗う話と、食洗機対応品へ買い替える話は分けて考えられます。