「先生に暑中見舞いを送りましょう!」
一口に先生と言っても色々な先生がいらっしゃいます。
たとえばまだ学校に通っている方なら担任の先生や部活のコーチ、すでに卒業して社会人になった方は昔学生時代にお世話になった先生など人によって先生の立場はさまざま。
そんな先生に今年の夏は暑中見舞いを出してみませんか。
今回は先生へ送る暑中見舞いをテーマにその文例を交えながらご紹介しましょう
「小学校のお子さんから担任の先生への暑中見舞い」
小学校低学年の生徒から先生への暑中見舞いが届いたとしたら・・・
なんともかわいいじゃありませんか。
担任の先生はいつも子供達の事で頭がいっぱい、こんな暑中見舞いを生徒からもらったら嬉しさのあまり泣き出しちゃうかも知れません。
最近は何でもメールで事足りる時代ですがご両親におかれましてはぜひお子様に年賀状や暑中見舞いを手書きで書く習慣を教えてあげてください。
文例
「せんせいげんきですか?ぼくはとてもげんきです。きょうはおにいちゃんとプールにいきました。ずーとなつやすみだといいな。でも2がっきになったらまたせんせいにあえますね」
「先生、夏バテは大丈夫?ぼくは、ことしが小学生さいごの夏休みなので、ぼくとお父さんとお母さんおとうと4人でおばあちゃんの家にいきました。せんせいはどこかあそびにいきましたか?」
「高校生の部活のコーチへの暑中見舞い」
高校生のみなさんにとっての先生はクラスの担任の先生よりも自分の得意な事を伸ばしてくれる部活のコーチの方が印象が強いかもしれませんね。
部活のコーチはほぼボランティアでされる方が多い反面、生徒への思いは人一倍だからです。
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そんなコーチに暑中見舞いを送りましょう!きっと喜んでくれますよ。
文例
「〇〇先生お元気ですか!猛暑の中いかかお過ごしでしょうか、まさか夏バテなんかしてませんよね?私達は先生が夏休みの間も連日コートに出て練習に励んでいます。来年のインターハイはぜひ地区予選突破を目指しましょう!それではお体を大切にされてください。PS:早く出てきて教えて下さい。みんなが待ってますよ」
「学生時代にお世話になった先生への暑中見舞い」
社会人になってから先生の恩を実感する方はたくさんいると思います。
でも遠く離れてしまってからは日頃の生活に追われてなかなか連絡できないものです。
そんな思いを暑中見舞いに託してみてはいかがですか。
書いている途中に当時の記憶が蘇ってきて自分を取り戻すいいきっかけになるかもしれませんよ。
文例
「連日の猛暑の中〇〇先生におかれましては、その後お変わりなくお過ごしでしょうか。私が故郷を離れましてからはつい疎遠になってしまい申し訳ありません。今度帰郷の際には一番にご挨拶にお伺いいたしますのでよろしくお願いします。」
※「暑中お見舞い申し上げます」などの定型文は省略しています。
最近は文字離れの時代、インターネットが日本に普及しだしたのは1990年代後半以降、その当時はペーパーレスの時代がやってくると騒がれたものでした。
そして現在その予言はある程度当たっているような気がします。
年賀や書中見舞いもメールで済ませる方が多く、送る方への思いを手書きに託す文化が失われつつあります。(と言いながら私自身もパソコンを使って仕事をしていますが)
初めてラブレターを書いてポストに投函したあの時を思い出してください。
いつ届くんだろう、読んでくれるだろうかとポストに向かって手を合わせたものです。
メールは書いた瞬間に相手に届きますが手紙は届くまでのなんとも言えないもどかしい時間が流れます。
相手に対する思いを手書きの文字に込める。
それはパソコンで作られた文字には絶対にできません。
暑中見舞いの葉書には少しでもいいので手書きを加えてみて下さい。
そうした心遣いひとつで相手の印象も変わってきますよ。
相手の方への感謝の気持ちや思いを込めて・・・