サッカーをしている人なら一度は「周りを見る」という壁にぶつかったことがあると思います。
もしくはそのことが原因となり、サッカーで初めて挫折を味わったという人もいるかもしれません。
特に今から話していくボランチでの周り見方はとても重要なことであり、とても難しいことでもあります。
周りを見るコツ
周りを見るということはサッカーにおいてとても重要なテクニックになります。
周りを見れない選手は落とされていき、挫折を味わってしまうかもしれません。
周りを見るコツはボールを持っていない時、プレーが途切れた時、ボールが来ている最中に背後を見ることです。
ボールがない時にコート全体を見ることで味方の位置、相手の位置を把握して覚えておきます。
ボールが来ている最中に背後を見るわけは相手の状況、パスコースを確認するためです。
あらかじめ決めておいたパスコースにパスが通るのかボールが来ている状態で最新の情報を取り入れる必要があります。
そして同時に相手のプレッシャーが来ているのかも確認します。
周りを見る練習
周りを見れるようにする練習がいくつかあります。
その中でも代表的なものを紹介します。
それはパスが来ている最中に背後を見てその背後に何があるかを見て確かめることです。
例えば背後を見た時に木が3本立っていたらそれをパスが来ている最中に覚えるのです。
最初の頃はタイミングがわからなかったりトラップがずれたりすると思いますが、繰り返していくうちに必ず慣れてきます。
あとは周りが見れるようになるという気持ちが大切です。
ボランチという役の中で周りを見ることの重要性
練習をして周りを見れるようになってきたら試合でのプレーの幅が広がります。
特にボランチですので周りを見れるようになった選手だと上のステージへと上がっていくことが出来ます。
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プロのボランチはその周りを見ることに磨きをかけている選手が数多くいます。
例えば遠藤保仁選手は周りを見ることに関してはプロ中のプロです。
周りを見ることは小さい頃から癖をつけておくと中学校や高校になった時にあまり苦労しないでいいかもしれません。
一般的にプロのサッカー選手を志す場合、中学くらいで周りを見るということの大切さに気づいたのでは遅いでしょう。
しかし、毎日の練習の中で常に周りを見続けて意識することで周囲に関しての感覚が養われプレーの質は間違いなくアップするでしょう。
周りを見る回数が多くて悪いことはありません。
見れば見るだけプレーが良くなると思ってください。
とにかく首を横に振りましょう。
また、ボランチポジションでボールを取られるのは致命的ですので、ダイレクトプレーを心掛けることも大切です。
これも周りを見渡して、自分の周辺の選手が常にどこにいるか把握できていないと、ダイレクトにボールを繋げることが難しいです。
練習あるのみです。
もし、プロのサッカーの試合を見る機会があったならボランチの選手を見てください。
ボールがない時に周りをキョロキョロしているはずです。