一段と寒くなってきて、さつまいもが美味しい季節になってきました。
主婦のみなさまは、どんなさつまいも料理を作っていますか?
なかなか自分では作れないという方でも、簡単にさつまいも料理ができます。
そこで今回は、おすすめのさつまいも料理についてご紹介します。
さつまいもとは?
サツマイモは、ヒルガオ科サツマイモ科サツマイモ属の一種で、食用部分と塊根に分けられます。
食用部分は、甘藷(かんしょ)、唐芋(からいも、とういも)、琉球薯(りゅうきゅういも)とも呼ばれ、日本文化に定着しています。
アサガオやヨウサイにもよく似た植物です。
さつまいもの栽培方法って?
サツマイモの花は、ピンク色で、アサガオに似ているのが特徴です。
また、鈍感な短日性のため、日本本州の温帯地域では、開花しにくく、品種や栽培条件によってまれに開花する程度です。
さらに、花の数が少なく受粉しにくい上に、受粉後の寒さで枯れてしまう事が多い為、育て方は難しいです。
そのため、種子を効率よく採るためにアサガオに接木して、台木から養分を送る方法が最適でしょう。
アサガオによって開花を促進して、丈夫なサツマイモを育てることができます。
ただし、水はけのよい痩せた土地で育て、ツルを繁茂させないのがサツマイモ栽培のコツです。
また、収穫から時間がたって追熟すると一層美味しくなるのがポイントです。
できれば、植え付け10日ほど前に、土をよく耕し、幅45cmほどの畝を作って、水はけと通気性を良くして下さい。
さつまいもを使ったおすすめレシピ
1 大学いも
材料(4人分)
・さつまいも1~2本(正味約500g)
【A】 ・砂糖大さじ5
・みりん大さじ5
・しょうゆ大さじ2+1/2
・ごま (白)小さじ1/2
・ごま (黒)小さじ1/2
・揚げ油
・サラダ油
作り方手順
1.さつまいもは皮をむいて乱切りにし、水にサッとさらしてから水けを拭きます。
ざるに広げ、8~12時間ぐらい、天日に干す。
(いもの水分をとばすと、ホクホクに仕上がります。
また、干す代わりに電子レンジ(600W)に約2分間かけてもよい。)
2.170℃に熱した揚げ油に1のさつまいもを入れる。
やや濃いめのきつね色になり、竹串がスッと通るまで揚げる。
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3.平鍋に【A】を合わせ、中火で煮詰める。
あめ状になったら、さつまいもを加えて手早くからめる。
(みつは、木べらから垂らしてトロンと落ちるくらいが理想。
煮詰め具合が足りないと水っぽく、煮詰めすぎると堅くなるので注意しましょう。)
4.サラダ油を塗ったバットに3を手早く広げ、熱いうちにごまをふる。
2 スイートポテト
材料(長さ12~13cm、6コ分)
・さつまいも (小)6~8本(約850g)
・バター (有塩)120g
・砂糖120g
・卵黄3コ分
・コンデンスミルク60g
*なければ同量のはちみつ、または砂糖を加えてもよい
・ラム酒大さじ2
【つや出し用卵黄】
・卵黄1コ分
・みりん 小さじ1
作り方手順
1.バターは室温に戻す。
2.オーブンを180℃に温める。
3.さつまいもは1本ずつアルミ箔で包み、180℃のオーブンで30~40分間、竹ぐしがスッと通るまで焼く。
ゆっくり火を通すほうが甘みが出るので、電子レンジは使わないほうがよい。
4.熱いうちにアルミ箔を取り、形のきれいな3本を残して皮をむく。
きれいな3本は左右の側面からそっと切り目を入れて、皮を破らないように縦半分に切る。
5.皮からの厚みを3mmほど残して内側にグルリと切り目を入れ、スプーンでていねいに中身をくりぬく。
6.皮をむいたいも、くりぬいたいもを熱いうちにざるや裏ごし器で、少量ずつ木べらなどを使ってこす。
これを600g用意する。
7.裏ごししたいもが冷めていたら鍋に入れて弱火にかけ、木べらで混ぜながら人肌になるまで温める。
8.バター、砂糖の順に加え、溶かしながら混ぜる。
いもが温かければ直接ボウルの中でバター、砂糖を加えて混ぜる。
9,ボウルに移して、卵黄、コンデンスミルク、ラム酒の順に加え、なめらかになるまで混ぜる。
すくい上げると、ポッタリと落ちるくらいの堅さが目安。
10.生地の1/6量ずつを2の皮のケースに詰め、左側、右側と、へらをすべらすようにして表面を山形にする。
11.天板に間隔をあけて並べ、みりんを混ぜたつや出し用卵黄をはけでぬる。
180℃のオーブンに入れ、途中で2~3回つや出し用卵黄をぬりながら、きれいな焼き色がつくまで20~30分間焼いて完成です。
3 さつまいも団子
材料
さつまいも中1本
クリームチーズ30㌘
さとう大さじ1
片栗粉大さじ2
バター20㌘
ハチミツ適量
作り方手順
1.さつまいもは皮をむき1センチ位にカットして、水にさらしておく。
鍋にさつまいもを入れてさつまいもが浸かる位の水で茹でる。
2.さつまいもが柔らかくなったらザルにあげ水気をきり、マッシャーなどで良く潰す。
熱いうちに片栗粉、さとうを入れて良く混ぜる。
3.粗熱がとれたら丸めて、中にクリームチーズを入れて、丸める。
フライパンに、バターを入れて、火にかける。
4.丸めたさつまいも団子をフライパンに並べ、蓋をして両面をこんがり焼く。
お皿に盛り付け、はちみつをかけて、出来上がり。
まとめ
今回は、おすすめのさつまいも料理について紹介しました。
どれもオヤツや小腹が減ったときにおすすめのさつまいも料理です。
自分で育てても良いですし、スーパーでさつまいもを購入して、調理しても構いません。
ぜひ、秋が旬のさつまいも料理を楽しんで下さい。