夏の九州はお祭りがいっぱい!
お勧めの夏祭りをご紹介します。
九州人はイベント好き、年中九州のあちこちで色々なイベントやお祭りが催されています。
特に夏の時期は各地でお祭りラッシュ。
今回はその中でも人気のお祭りを選りすぐってご紹介します。
今年の夏は九州のお祭りへぜひお越し下さい。
「博多祇園山笠」(福岡県福岡市博多区)
その起源はとても古くおよそ770前の戦国時代。
現在のようなお祭りの形になったのは明治40年頃からです。
一般のお祭りの「おみこし」に当たる山笠は飾り山と舁き山(かきやま)分かれていて、飾り山は博多の企業や商店街がスポンサーになり博多駅前や市内の目抜き通りなど十ヵ所以上に設置されます。
熟練の人形師達によって絢爛豪華に描かれた飾り山は、夏の博多の街を彩ります。
舁き山はお祭りの終盤からクライマックスにかけて登場するレース用の山笠。
クライマックスの「追い山笠」では博多の街を七つに分けた「七流れ」と呼ばれる7チームの舁き山が櫛田神社での奉納を皮切りに博多の街を豪快に駆け抜け、廻り止め(ゴール地点)までのタイムを競います。
博多祇園山笠の主な日程
【7月1日~7月15日まで】博多の街に飾り山が展示される
【7月12日 追い山笠ならし】追い山のリハーサル
【7月13日 集団山見せ】明治通り呉服町交差点から天神にかけての1、3キロにおよぶ通りに全ての舁き山が終結。山見せの儀式が行われます。
【7月15日】追い山本番日、祭りのクライマックスです。
「戸畑祇園大山笠」(福岡県北九州市戸畑区)
戸畑祇園大山笠はおよそ200年前から行われている戸畑の夏祭りで地元の方はもとより県外や本州などたくさんの人で賑わいます。
地元で「提灯山」と親しまれる由縁は全国でもたいへん珍しい山笠の変身です。
昼間は幟山(のぼりやま)と呼ばれ、土台を幕や欄干、幟や菊で装飾した山笠ですが夜になると高さ約10メートルのやぐらに309個の提灯を付けた提灯大山笠に大変身!
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実際に近くで見るとピラミッド型に並んだ巨大な光の山に圧倒されます。
祭りのクライマックスは戸畑区役所前の公園でおこなわれる「戸畑祇園大山笠競演会」です。
担ぎ手の「よいとさ」「よいとさ」の掛け声にあわせて揺れ動く4体の大山笠が巨大な光の競演を繰り広げます。
戸畑祇園大山笠の日程
7月25日から27日まで
「火の国まつり」(熊本県熊本市)
♪おてもやん あんたこの頃 嫁入りしたではないかいな・・♪という歌い出しの民謡。
九州出身の方なら必ず耳にした事がある有名な熊本県民謡です。
熊本市内の中心部で夏 に開催される「火の国まつり」は総勢5000人の人達が「おてもやん」を総踊りすると言う超楽しいイベント!
もちろん飛び入り参加もOK!
このお祭りに関しては難しいうんちくは必要ありません。
ぜひあなたも今年の夏は熊本で「おてもやん」を踊りまくりましょう!
火の国まつりの日程
8月1日から2日まで(総踊りは2日夜7時から)
「ハウステンボス夏祭り」(長崎県佐世保市ハウステンボス町)
住所は長崎県佐世保市ハウステンボス町とテーマパーク全体がちゃんとした町なのです。
8月1日から9月30日にかけて開催される「ハウステンボス夏祭り」は日没を待って始まる3時間ノンストップのダンスフェスティバル。
もちろん町はテーマパークなので他にも色々なアトラクションやイベントが盛りだくさん。
家族で一日中楽しめる九州のお勧め夏祭りスポットです。
夏休み中の園内での花火大会は7月20日、8月9日、13日、16日、23日、30日に予定されていますので、この日に合わせて旅行の日程を決めるとたいへんお得ですよ。
~お祭りについて~
思えば私が音楽に興味を持ったのは、小さい頃に親に連れて行ってもらった地元の夏祭りの時だったのかも知れません。
子供にとっては大きく見えたイベントステージ、そのステージで地元のバンドが「サンタナ」を演奏していました。
初めて見たドラムセット、エレキギターにキーボード。
そしてステージの両側に置かれたスピーカーから流れる大きな音・・。
その時のワクワクするような感動を今でも覚えています。
今年の夏はぜひご家族連れで夏祭りに出かけられませんか。
日頃の生活の中では見た事もないような美しいもの、驚きそして感動との出会い。
その出会いはひょっとしたらその人の才能を目覚めさせるきっかけになるかも知れません。