湿度が高くムシムシ暑い梅雨の時期は、一軒家やマンション住宅にゴギブリが発生します。
最近では、ゴギブリが発生しないであろうと言われていたタワーマンションなど高層タイプのマンションでも、ゴギブリが発生することが分かってきました。
せっかく自宅でくつろいでいるのに、黒い物体が現れたら気持ち悪くないですか?
新聞紙で叩くのは抵抗あるという人は、ゴギブリの巣を自宅に作らせない方法が簡単だと思います。
そこで今回は、梅雨の時期にゴギブリを自宅に住まわせない方法をご紹介します。
ゴギブリの特徴を学ぼう!
ゴギブリの習性
まず、梅雨の時期にゴキブリの駆除を行う際は、ゴギブリの習性と生態について学びましょう。
一般的な昆虫は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の順番で成長していきます。
しかし、ゴキブリは、卵→幼虫→成虫という早い段階で成長していくので、短期間に関わらず意外にも多くのゴギブリが生まれるのです。
また、家の中のゴキブリは夜行性のため、日中は、家具と家具のあいだや、冷蔵庫と床のあいだ、割れ目などの隙間に潜んでいます。
夜になれば、飲み物となる水や餌となる食べ物の残しを探し回ります。
もし、冷蔵庫の中に食べかすがあったり、部屋中が乱雑しているとゴギブリの格好の餌場になるので、注意が必要です。
ゴギブリの細菌
ゴキブリの糞の中には、サルモネラ菌が存在し、人間の命を及ぼすかなり強い菌です。
もし、サルモネラ菌を含むゴギブリの糞に、素手で触れると、サルモネラ食中毒という感染症を引き起こします。
嘔吐や下痢、発熱などの消化器系に被害をもたらします。
さらに、赤痢菌やピロリ菌もあり、人へ感染していく最大の菌と言われています。
人間が命を落としかねない菌なので、直接手に触れないことが大切です。
他にも、ゴギブリが触るかもしれない場所には、素手で触れない方が良いかもしれません。
油断していると、人間の肺に入りアレルギー症候群を引き起こしかねません。
そのためにも、梅雨の順番は、ゴギブリ対策を徹底しましょう。
梅雨の時期のゴギブリ対策法とは?
1 ダンボール(よくネットでお買い物をされる人は、要注意です!)
実は、宅配の際にダンボールを使って荷物が届く場合、ゴギブリがダンボールに付いていることがあります。
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人間の目には、見えないダンボールのギザギザした部分に、小さなゴギブリが潜んでいます。
もし、お買い物の荷物を出し、空ダンボールを自宅に置いたままだと、ゴギブリが自宅に住み着いてしまいます。
そのため、空ダンボールはすぐに玄関の外に出すか、リサイクルに回しましょう。
2 植木鉢
普段から植木鉢をベランダやお庭に置いてあるご家庭は、要注意です。
植木鉢は、ゴキブリの温床となりやすく、梅雨の時期は大量発生する時期でもあります。
もし、ベランダから自宅内に植木鉢を入れ込む際も、注意が必要です。
では、なぜゴキブリが植木鉢に住み着くのかと言いますと、ある条件を満たしているからです。
まず、湿度が高くなり、水が豊富な場所であり、ゴギブリの餌となる土や肥料が整っているからです。
さらに、植木鉢の中や土の中は、ゴギブリが隠れやすく外から侵入しやすいのです。
ゴギブリの巣を作らないためにも、住み着く場所の駆除を行い、侵入しないような対策が必要です。
例えば、ゴギブリ駆除剤、ホウ酸入りジュースが効果的です。
さらに、念のためにホウ酸粉末は、ベランダに置くことでゴギブリの餌となる植物があっても、ホウ酸粉末からゴギブリが逃げていきます。
3 生ごみはすぐに捨てる
食べかすや食べ物がいっぱい置いてある台所は、もっとも危険な場所です。
例えば、小麦粉や片栗粉などの粉は、確実に密封し保管場所に片付けましょう。
大根やネギなども出したままにせず、野菜室に収納することをおすすめします。
さらに、夕食後に一気に洗物をするのではなく、食事ごとに食器は洗い流します。
洗い物についた食べかすをゴギブリは、好むからです。
また、生ごみを生ゴミ置場に残したままもNGです。
すぐに袋に入れて、密封して外のゴミ箱に捨てましょう。
決して家の中にゴミ置場を作らずに外に出しておくことが鉄則です。
一番見落とししやすいのは、レンジの中や、ガスコンロの下です。
ゴギブリが隠れやすく、油や汚れを餌にしてしまいます。
レンジやガスコンロを使ったら、清潔にしておけば、ゴギブリは寄ってきません。
4 部屋周り
ゴキブリが好む餌は、食べかすや水の以外にも存在します。
部屋の床に落ちたホコリや髪の毛、フケも格好の餌場になります。
そのため、梅雨の時期は、ホコリが溜まっているお部屋の掃除機をかけ、雑巾で水拭きしましょう。
荷物などで乱雑している場合は、すぐに片付けて清潔のあるお部屋にするのです。
梅雨の時期に、あなたの住まいがゴキブリの天国にならないためにも、卵や幼虫を増やさない、成虫は排除して死滅させることが大切です。
まとめ
梅雨の時期に、ゴキブリを住まわせない方法をご紹介しました。
ゴキブリを徹底的に駆除して、ゴキブリが住みにくい環境にすれば、快適な日常を過ごせます。
ゴキブリが生育習性を知り、ゴキブリのエサ場を作らないようにして下さい。
あなたの1つ1つの行動で、ゴキブリのいない快適空間を手に入れることはすぐにできるでしょう。