宴会ができる東京のおすすめ花見スポット
桜を愛でるのは日本の伝統的な文化ですが、昔から「花より団子」といわれるように、桜の花の下で会社の同僚や友人たちを誘っての宴会は、春ならでは楽しみです。
ところが近年は、桜の名所でも、宴会やアルコール禁止の場所がほとんど。
満開の桜の木の下でおいしいお弁当やお酒を楽しめる、とっておきの場所を探してみました。
花見宴会のおすすめは上野と浅草
東京の花見で代表的な場所といえば、台東区にある上野恩寵公園です。
古くから桜の名所として知られ、園内には約1200本もの桜があります。
3月下旬から4月上旬には「うえの桜まつり」が開催され、夜には約1000個のぼんぼりがともされ、夜桜も楽しめます。
お酒に関しては、ビンの持ち込みが禁止なので注意してください。
不忍池周辺、上野東照宮境内などには屋台が並びます。
毎年、話題になりますが上野公園の不忍池には、いくら酔っ払っているとはいえ、飛び込まないようにしましょう!
そんなにきれいな池ではないので、飛び込んで池の水を飲んでしまうと胃腸炎にもなりますよ!
同じ台東区では、浅草駅近くの隅田公園も宴会できます。
江戸時代に徳川吉宗が桜を植えたのが始まりで、台東区側には約600本、墨田区側には約335本の桜が川沿いに並んでいます。
隅田川と桜、あるいはスカイツリーとのマッチングを楽しみたいところです。
夜間はライトアップもありますし、露店や屋台も設けられます。
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トイレが比較的近いのが、女性にはポイント高いですね。
花見時期の仮設トイレには男性、女性共に長蛇の列が出来るので、便意を少しでも感じたら我慢せずにトイレにいきましょう。
トイレを我慢して泣きを見た人を数多くみてきたので・・・
そんなことでせっかくのお花見が嫌な思い出になってしまうのは避けたいですね。
千鳥ヶ淵で桜を愛でて靖国で宴会
桜の名所である千代田区の千鳥ヶ淵は、残念ながら宴会は禁止されていますが、頭上にトンネルのように桜が被う千鳥ヶ淵緑道の散策は、桜の時期にはぜひ、訪れたい場所です。
そこでたっぷりと桜を愛でたあと、すぐ近くの靖国神社に流れましょう。
こちらも桜は見事ですし、屋台が並び、宴会気分が盛り上がること間違いなしです。
屋台ですから場所取りをしなくてもいいですし、フード&ドリンクの心配もないので、会社帰りなどに誘い合って気軽に宴会ができます。
家族や友人と休日の花見に絶好の小金井公園
花見宴会の穴場は、ちょっと都心から足を伸ばしますが、都立小金井公園です。最寄りの駅はJR中央線「武蔵小金井」駅か、西武新宿線「花小金井」駅からバス利用。
玉川上水沿いの広大な敷地に、ヤマザクラ、サトザクラ、ソメイヨシノなどの桜が1800本植えられ、園内の江戸東京たてもの園前広場でお花見宴会ができます。
ライトアップもあり、屋台も設営されています。家族や友人たちと、休日をのんびり過ごすには最高のロケーションです。
花見の時期はわずかな期間です。マナーやエチケットを守って、周囲の人たちともコミュニケーションをとりつつ、楽しんでくださいね。
また、季節的にも暑かったり、寒かったりもする時期などで、夜になって寒くなったとき用になにか羽織れるコート、もしくは上着をもっていくとよいでしょう。