唾液と言えど侮るなかれ!
唾液と言うと、あまりポデティブなイメージを持っていない人もいるかもしれませんが、たかが唾液と侮ってはいけません。
様々な事でからだに良い効能が多々あるのです。
そこでここでは、唾液についてあれこれまとめてみました。
唾液のどんな成分がからだに良い?
昔から傷口に唾液(ツバ)をかけておけば治るなんて言い伝えもありますが、それはEGFと言われているコラーゲンを作り出す細胞に働きかけ、成長と増殖を促するたんぱく質が含まれており、その成分がキズを早く治すと言われています。
また、それだけでなく胃潰瘍の予防にも効果があると言われており、よく噛んで唾液をたっぷり出して食事をしている人のほうが胃潰瘍になりにくいと言う事です。
確かに咀嚼回数を増やした方が健康のよいといいますもんね。
また、EGFはそれだけではなく、前述どおりコラーゲンを作り出す細胞に働きをかけるので、肌を若く保つアンチエイジング効果まであると言う事です。
ということは、顔をベロベロに唾液を塗りたくると若返るのか・・・
うーん、いくら若返るといっても、あの唾液が乾燥した匂いには耐えられそうにありません。
唾液の成分だけ取り出して、どこかの会社に美容液化してもらいたいですね!
更に、男性にも朗報の話があるのです。
なんと薄毛治療にまで効果があると日本の研究者が発表しました。
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これは、ドイツのことわざで「牛に頭をなめさせると毛が生える」というものから着目したらしいのですが、唾液に含まれているシアル酸という成分に発毛効果があると言うのです。
なんでも成人男性に直接シアル酸を塗ったところ、半年後までに約半数から発毛効果が表れたと言う事です。
近々、シアル酸を使った発毛剤も誕生するらしいので楽しみですね。
他には、よく健康ドリンクなどで「酵素」「酵素」と言われて、生野菜などを多く摂っている人も多いと思いますが、実は唾液に含まれているアミラーゼという成分が、消化酵素が働き、食べ物の消化を手助けしてくれます。
それによって胃や腸などが使用する酵素量を節約でき、体を維持するほうに使われるので、自然免疫力が上がると言われています。
たくさん生野菜を食べてもよく噛まないと意味がないと言う事なのですね。
他にも口臭予防、歯周病予防、がん細胞を中和するなど様々な効果があると言われています。
まさに万能って感じです。
朝、起きたときに口がくさいのも、ハンガーブレスともいいますが、口を開けて寝ている人が多く、そういった人は口の中が乾燥して臭いを発するのだそうです。
すなわち、唾液が足りていないということなのです。
唾液が多くでる食べ物は?
では、そんな健康にも美容にも良い唾液が多くでる食べ物は何なのでしょう。
一番、代表的なものは梅干しです。
梅干しを想像しただけでも唾液が溜まると言う人も多いと思います。
他にもレモン・お酢など酸っぱいものが全体的に良いようです。
他には、ガムや昆布のような噛み続ける食べ物も多く出ます。
また、基本的なことですが、よく噛んで食べる、水分をたくさん摂ることも大事ですよ。